前回の記事でレイヤーの基本的な仕組みをご理解いただけたでしょうか?

【レイヤーの基本を優しく図解】レイヤーとはなんだ?基本的な仕組みを解説!


今回の記事では、実際にメディバンペイントの中でレイヤーをどうやって操作していくかについて見ていきましょう。

基本的な仕組みが分かっていれば操作はそれほど難しくありませのでご安心ください。


編集するレイヤーを選ぶ方法


『編集するレイヤー』とは、メディバンペイントの編集画面で線を描いたり色を塗ったりすることができるレイヤーのことです。

レイヤーを何枚も使う絵であっても『編集するレイヤー』はその中から1枚しか選べません。

『編集するレイヤー』の選択方法を解説します。

1、編集画面右下の<レイヤーアイコン>をタップします。
取り込み10


2、『レイヤー管理画面』が開き、保存されているレイヤーが表示されます。その中から<編集するレイヤー>をタップします。ここでは、この前カメラで取り込んだ犬の下絵(レイヤー2)を編集するとして操作を進めます。
レイヤー操作01


3、タップしたレイヤーの色が薄くなり右に<設定アイコン>が現れたのを確認してください。このレイヤーが編集画面で編集できる唯一のレイヤーとなります。
レイヤー操作02


これで『編集するレイヤー』が選べました。あとは、もう1度<レイヤーアイコン>をタップすると編集画面に戻ります。

簡単でしたね。でも、ここで注意して頂きたいことがあるんです!

上記のような手順で『編集するレイヤー』を選んだとしてもそれが必ずしも編集画面に表示されるとは限らないということです。

例えば、下のレイヤー管理画面では、犬の下絵の<レイヤー2>が薄くなっていて設定アイコンも出現している為、編集するレイヤーとして選ばれていることが分かります。
レイヤー操作03


ところが、実際に編集画面に戻ると、選んだレイヤーは表示されていません。
レイヤー操作04


これはどういうことかと言うと...

『編集するレイヤー』と『表示するレイヤー』は別の操作で選ぶ

ということです。

『編集するレイヤー』とは別に『編集画面に表示させるレイヤー』も別の操作で選んでいかなければならないということなんです。


表示するレイヤーを選ぶ方法


1、編集画面から<レイヤーアイコン>をタップします。
取り込み10


2、『レイヤー管理画面』から編集画面で表示させたいレイヤーの<目アイコン>をタップします。
レイヤー操作05


3、タップするとレイヤーの<目アイコン>が光ります。
レイヤー操作06


これで犬の下絵(レイヤー2)が『編集画面に表示するレイヤー』として選択できました。もう1度<レイヤーアイコン>をタップして編集画面に戻りましょう。

すると今度は、無事に編集したい犬の下絵が編集画面に表示されました。
レイヤー操作07


実際の編集作業では、『編集するレイヤー』を編集画面上に表示させなければ作業を進めることは出来ません。自分の描いた絵を見ずに作業を進めるのは不可能ですからね。

つまり、『編集するレイヤー』の<目アイコン>は必ず光っている状態にする必要があるわけです。


編集するレイヤーと表示するレイヤーの違い


メディバンペイントの編集画面上で線を描いたり色を塗ったりできるレイヤーは、基本的に1枚だけです。

つまり『編集するレイヤー』は1枚しか選べません

一方。

『表示するレイヤー』は何枚でも選べます。<目アイコン>が光っているレイヤーは全て編集画面に表示されることになります(隠れて見えない場合もありますが)


メディバンペイントで絵を描く場合、今どのレイヤーを編集しているのか、どのレイヤーが表示されているのかを必ず把握しながら作業を進めましょう!


次回は、実際に絵を使ってより実践的な操作方法、さらに便利なレイヤーの使い方を解説します。



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